整備士になるには資格って必要？

こんにちは。Mechanic Lifeです。

二輪や四輪を整備するのにはどのような資格が必要なのでしょうか？
その資格がないと仕事が出来ないのでしょうか?

結論から言うと整備は資格がなくても仕事はできます。無資格の方が整備しても違法ではありません。
国家資格を取得しないと整備士と名乗ることはできません。
自動車整備士は国家資格となります。

今回はそのあたりをお話し出来たらと思っております。

資格の種類について

資格には大きく分けると国家資格と民間資格があります。

国家資格

国家資格: 国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力•知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される。
法律によって一定の社会的地位が保証、社会からの信頼性が高い。

民間資格

民間資格: 国の法律等に基づくものではなく、財団法人や社団法人など民間団体が、それぞれ独自に定めた基準に基づいて能力や知識を判定し、一定の能力や知識を有することを証明するもの。

国家資格と民間資格の違い

国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力•知識が判定されるかが大きな違いです。
民間資格でも知名度の高い資格もあります。
専門的な分野では国家資格を取得している方が就職面では良いと思いますが、民間資格や公共資格でも取得していないと仕事ができない場合もあります。

整備士になるにはどのような資格が必要か？

自動車整備士とは

自動車整備士はいくつか種類はありますが、すべてが国家資格となります。
国家資格ということは、国家試験を受験して合格しなければなれません。
命を乗せて運ぶバイクや自動車を整備するということで責任が重要になってきます。

整備士になるには

整備工場で整備の仕事をして働くだけであれば働くことは出来ますが、無資格の場合は整備士という肩書きではなく、“整備工”といいます。
整備士と名乗れるのは有資格者のみとされています。

どのようにすればなれるのか？

専門学校へ通う

自動車整備専門学校に通ってカリキュラムを取得することで二級整備士の受験資格を得ることができます。
複数年通うことで数百万円が必要になります。

整備工場で実務経験を積む

認証整備工場で実務経験を積むことで三級整備士を受験する資格を得ることができます。
三級整備士合格後、決まった実務経験を得ることで二級整備を受験する資格を得ることができます。
働きながら受験できますが、専門学校と比べると倍以上時間がかかる場合mのあります。

無資格で独立した場合

管轄の整備振興会へ聞いてみると色々教えていただけると思います。

簡単には取得できない

国家資格というのもあり、明日受験して国家資格を取れることはできません。
実務経験が必須になってきます。

そもそも資格ってホントに必要？

資格を取得する時に一定の勉強をするので知識としては残ると思います。
自分自身の自信にもなりますし、損にはならないと思います。
有資格者でも教科書の文面や法規を全て覚えている人は殆どいませんが、気になり見直した時に一度学んでいるため、思い出したり理解し易いことはあると思います。

国家資格でも民間資格でも、必要となれば取得して損はないと思います。
他人に相談して否定されても、ご本人が勉強して欲しければ取得して置くべきです。

取得していない方にたまにあり得るのが
”そのようなものを取得しても意味がないや時間が無駄”
など、マイナスに考える方がおられますが、そのようなことは気にしなくて良いとおもいます。

資格を持っていることで、就職や接客で活かせるので必要な資格は早めに取得することをおススメします。

他に有って損はない資格

取得して損はない資格

自動車二級整備士: 二級整備士があることで仕事の守備範囲が増えます。

乙種第4類危険物取扱者: 通称“危険物乙4”や”乙4”といいます。
ガソリン・軽油・灯油・各種オイルなどを取り扱うのに最低限の知識があると良いと思います。

溶接: アーク溶接及びガス溶接があれば仕事の幅も広がります。

損害保険募集人資格: 通称“損保”と言ったりしますが、任意保険の販売する資格になります。

上記以外にもたくさんの資格がありますが、必要と思う資格を取得するだけで良い思います。

まとめ

バイクや自動車の整備をするのに特に資格がないと出来ないわけではなく、仕事をするのに問題はありません。
実務経験は必要ですが、構造や法令などを知識の一つとして勉強して損はないと思います。
国家資格は、国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力•知識が判定され、特定の職業に従事すると証明されるものとなりますので、就職や給与面でも優遇されやすいと思います。

個人的には、国家資格も民間資格も取得して損はないと考えます。
特に仕事で使う資格や興味のある資格は取得しやすいと思います。
この辺りは個人差もありますので、他人の意見に流されないようにしましょう！