こんにちは。Mechanic Lifeです。
かなり久しぶりのブログになりました。
HONDAのAF62 Dio ブレーキパネルについてお話ししたいと思います。
スピードメーターギヤーとは
スピードメーターギャーとは何か?
現在の速度を計測するための部品がスピードメーターとなります。
スピードメーターなは大きく分けて二種あります。
スピードメーターの種類
- アナログメーター
- デジタルメーター
今回はアナログメーターの計測に必要なメーターギヤーとなります。
表示方法とは
アナログのスピードメーターはどのようにして計測しているかを見ていきましょう.
HONDA AF62 Dioだけではなく、ドラムブレーキのアナログメーターギヤーはブレーキパネルという部品の中に入っています。
外からは見えませんがブレーキシューがついている部品です。
フロントホイールの回転→メーターギヤーで受け取り→スピードメーターケーブルへ回転に変換させるギヤー→スピードメーターケーブル→スピードメーター本体へ伝わり表示させてます。
ホイールの回転からスピードメーターケーブルの間にある部品がメーターギヤーとなります。
スピードメーターギヤー取付位置
スピードメーターケーブルへ回転に変換させるギヤー
ホイールからで受け取るメーターギヤー
上記の部品は樹脂で出来ておりますので左のように羽根の部分が劣化して折れることもあります。
折れてしまうと、正常に動かなくなり、スピードメーターは実測より低い数値が出ることがあります。
このギヤーのスプライン(歯車)が削れて無くなってしまった場合はスピードメーターの針は動かなくなります。
上の画像のマイナスドライバーが指しているところはメーカーや車種によっても異なりますが、今回のAF62は比較的柔らかい素材です。
メーターギヤーの症状として
今回は40㌔付近までしか上がらないことで入庫いたしました。
上のメーターギヤーの羽が折れているのと、マイナスドライバーが指しているギヤー部の変形によりスピードメーターが正常に動かなかったということです。
HONDAの場合マイナスドライバーが指しているギヤー部の部品設定がないので、ブレーキパネルごと購入することになりました。
他社ではこの部品が入手出来、交換することができます。
今回はこのマイナスドライバーが指しているギヤー部の歯車の変形とホイールからで受け取るメーターギヤーの羽根の部分が破損したことにより可笑しな動きになっておりました。
同じHONDA車でも硬い素材で出来ている物もありますが、特にこの時代のHONDA車のスクーターは、メーカーのコスト削減などがあったのかもしれないですがある程度走行しているバイクや年数が経っているバイクは壊れていることが多くあります。
今回のような感じではスピードメーターが壊れているのではなく、取り出し口内のギヤーの破損でした。
まとめ
HONDA車のスクーターはスピードメーターが動くのですが、動きが可笑しなときは、スピードメーター本体ではなくフロントホイールなどに付いているメーターギヤーを疑ってみても良いかと思います。
動かないときはメーターギヤーのスプラインの摩耗かスピードメーターケーブルの断線及び本体の破損かになります。
HONDA車は、メーターギヤーが壊れるとブレーキパネルごと交換となることが多いです。
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